[BOOKデータベースより]
一つ減っても大丈夫。そう軽視できるほど、腎臓の人体における役割は小さくない。主な働きは尿を作ることだけだが、それがなぜ生命の維持に必須なのか?一日二〇〇リットル作りその九九%を再吸収する尿生成の方法から全身の体液バランス調整のしくみ、脳と同じくらい複雑で繊細かつ壊れにくい構造、一三〇〇万人以上と推計される慢性腎疾患の治療まで。背中に収まるソラマメ型の臓器について、第一人者がすべてを解説。
第1章 腎臓とはなにか?―尿の意味論
第2章 尿は血液から作られる―濾過をする糸球体の働き
第3章 尿の調節は全身の調節―大量に作り、大量に再吸収
第4章 進化した腎臓―高度に発達した哺乳類の腎臓
第5章 壊れそうで壊れない糸球体―繊細な構造、壊れない仕掛け
第6章 腎臓の謎を解読した歴史―医師たちは何に魅せられてきたのか
第7章 腎臓病はやはり恐ろしい―できるだけ長持ちさせて長生きする方法
ひとつ減っても大丈夫。そう軽視できるほど、腎臓の人体における役割は小さくない。背中に収まるソラマメ型の臓器について、第一人者がすべてを解説。「肝腎」の腎。そのすべてを知れば、人体の不思議がわかる。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 解剖学の歴史
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年02月発売】
- 面白くて眠れなくなる解剖学
-
価格:858円(本体780円+税)
【2022年08月発売】
- いたみを抱えた人の話を聞く
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年09月発売】
- 医学全史
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2020年12月発売】
- 循環器のしくみ・はたらき ゆるっと事典
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年03月発売】
ひとつなくても生きられると侮るなかれ。毒素の排出と全身状態の調整を行う肝腎要の器官。人体の精妙さがわかり大感激の1冊。