この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 逆説の日本史 14(近世爛熟編)
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2007年07月発売】
- 逆説の日本史 15(近世改革編)
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2008年08月発売】
- 逆説の日本史 12(近世暁光編)
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2005年05月発売】
- 逆説の日本史 12(近世暁光編)
-
価格:858円(本体780円+税)
【2008年06月発売】
- 逆説の日本史 16(江戸名君編)
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2013年06月発売】

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
井沢ファン
-
幕末の歴史を深堀りできた
文庫本になっての最新版。戊午(ぼご)の密勅が水戸の徳川斉昭公主導の一橋派工作であると井伊直弼が誤解したことから始まった安政の大獄。日下部伊三次(いそうじ)信政、三条実万(さねつむ)、尊皇派、一橋派、という流れは興味深く読んだ。だた少し忘れてしまったということと、専門的すぎるきらいがあって細かいところまで叙述していることがやや理解にするのに手間取った。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
先に進めた井沢元彦先生の逆説の日本史シリーズ、幕末編の2。 安政の大獄や桜田門外の変アタリのことがよくわかります。 幕末を通史として読みたい人にお勧め。(南十字/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
幕府を崩壊させた“一発の銃弾”。密勅、大獄、桜田門…激情の幕末史全真相。
第1章 幕末激動の十五年 一八五八年編―戊午の密勅と安政の大獄(水戸黄門の隠居所・西山荘から生まれた「倒幕正当化の思想」;“血”を見ずに事を収めようとした老中・堀田正睦の「判断ミス」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 幕末激動の十五年 一八五九年編―正論の開国VS実行不可能な攘夷(“行動の人”吉田松陰が門下生に発した「草莽崛起」という思想;「倒幕」が論理的に正当化されることになった「一君万民論」 ほか)
第3章 幕末激動の十五年 一八六〇・六一年編―桜田門外の変大老暗殺が歴史を変えた!(井伊直弼をして大弾圧に走らせた「水戸の大陰謀」という事実誤認;島津久光に藩内過激派を押さえ込ませた大久保一蔵の「絵図」 ほか)
第4章 特別編(言霊信仰と安全神話の崩壊 巨大災害と日本人;今こそ、織田信長の「突破力」に学べ!「四分の一国主」から天下人に登りつめた男の軌跡)
激情の幕末史全真相
血で血を洗うことになる幕末混乱の始まりは、幕府老中の判断ミスに端を発した――。
アメリカから要求された日米友好通商条約の調印に断固反対した御三家水戸藩主・徳川斉昭。老中堀田正睦は自ら斉昭を説得する労を厭い、朝廷の勅許を得ることによって斉昭を納得させようと画策した。この安易な判断が幕府崩壊のきっかけとなる。
幕府が容易に出るものと考えていた勅許は孝明天皇の反対で出ることはなく、幕府はやむを得ず勅許を得ないままアメリカと条約を交わすことになる。
幕府の対応に噴出する不満は、一橋派と南紀派で激しく争った将軍継嗣問題の対立を引きずったまま過熱化する。
対立の火種に着火させたのは、孝明天皇が水戸藩に発した「戊午の密勅」。密勅の黒幕は「水戸の斉昭」と誤解した大老井伊直弼の怒りは「安政の大獄」という大粛清に発展。多数の有為な人材が死に追い込まれる。
粛清の報復が行なわれたのは桜田門外。一発の銃弾が大老の命を奪う。相次ぐ流血で幕府の権威は失墜。時代の潮目は「反幕」に傾いていく――。
激しい権力闘争の前にもはや、「開国」が正しい政策か否か顧みられることがなくなった亡国寸前の時代を抉る。