- まちづくり:デッドライン
-
生きる場所を守り抜くための教科書
日経BP 日経BPマーケティング
木下斉 広瀬郁 日経アーキテクチュア編集部- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784822274634
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 知れば知るほど泣ける田中角栄
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年08月発売】
- 佳子さま 世界中を魅了した美しいお姿
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年09月発売】
- 知れば知るほど泣ける昭和天皇
-
価格:770円(本体700円+税)
【2024年08月発売】
- ニッポンの総理大臣図鑑
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年12月発売】
- セドリックパトカースーパーバイブル
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年11月発売】
[BOOKデータベースより]
想いを遂げるには「守り方」を知る必要がある。本書は、まちを新しい時代に対応できるカタチにつくり変えるための教科書である。高度成長の時代と同じままの発想では、僕らの大切な場所は廃墟になってしまう。昔の常識とは“真逆”の方法と行動が必要だ。時間の猶予はない。現実を認識し、まちを守るために、今すぐに立ち上がろう。
1 お金とお客は「正直」だ まちの姿にはワケがある
[日販商品データベースより]2 まちはなぜ大きくなった?統計の「数字」から遡る
3 まちの「仕組み」をまずは頭に入れよう
4 全てがひっくり返った発想を逆転させよう
5 日本の各地で胎動がそれぞれの「守り方」
6 すぐに実行に移そう変革を導くステップ
本書は、日本の各地方都市の中心部分である「まち」の衰退に対して問題意識を持ち、今後も生活の場所として持続させるために何らかの行動が必要だと感じている全ての人に向けてまとめている。デッドラインとは「最後の限界線」。今「まちづくり」に取り組むにあたって意識すべき2つの危機的な限界線を意味している。1つは時間。人口が減少し、内需が縮小するなかで、日本のまちの多くは、いつ消えてもおかしくない状況にある。ひとたび悪循環が始まると周辺のまちに人や産業を奪われてしまい、まち全体を失う結果になりかねない。もう1つは空間。今のまちの規模を温存し、その全体に再び活気を取り戻すのは非常に難しいはずだ。「まち」のうちでも、自分たちが最終的に守リ抜きたいエリアはどこなのか。明確にラインを引き、その内側を守るために戦わなければならない。
著者の木下は、高校1年のときからまちづくりに取り組む筋金入りのまちづくり事業家。現在は、全国の事業型まちづくり会社が加盟する「エリア・イノベーション・アライアンス」で代表を務めている。
もう一人の広瀬は、建築を学んだのちに不動産の世界に飛び込んだ再生事業のプロフェッショナル。定性的なアイデア・コンセプト・デザインと、定量的なビジネスモデル・事業収支・スキームの2つの領域を横断し、様々な事業を推進してきた。
全国の8割以上のまちは今のまま続けることは難しいだろう。しかし、まちを「会社(事業体)」に見立て、合理的に経営できるカタチにつくり変えれば、生き残る可能性はまだある。本書は、段階を追って現在の課題を認識した上で、まちを守り、変革を起こすための方法を学んでいく構成になっている。