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[BOOKデータベースより]
第1部 公正価値会計の現状と諸相(会計の基本機能と公正価値会計―分配可能利益の計算機能の観点から;公正価値会計の登場とその時代的背景;公正価値会計の現状と課題;公正価値会計をめぐる相剋―実現主義の呪縛)
[日販商品データベースより]第2部 公正価値会計への歴史からの検証(17世紀における時価評価の実態―イギリス東インド会社の時価評価実務(1664‐1694);18世紀を中心にイギリス簿記書に見る時価評価の登場―モンテージ、マルコム、ヘイズ、ハミルトンの記帳例示;19世紀イギリスの企業会計実務における時価情報の意義―公益事業会社と一般事業会社の場合;19世紀末からのプロフェッショナル監事における資産評価額への対応―英米監査テキストに見る手続き;伝統的時価主義会計と公正孝正価値測定;歴史に見る公正価値会計離脱の諸相―時価会計適用の現実的条件;行き過ぎた有用性アプローチへの歴史からの警鐘)
本書の目的は、情報提供機能を第一義的とする現代会計の役割に照らし合わせながら、会計ならびにその損益計算構造を支えてきた複式簿記がいかなる役割を担って歴史の舞台に登場してきたのかを再吟味し、会計の本質を再検討するところにある。会計の重心を信頼性から有用性に、あるいは検証可能性から目的適合性にシフトさせていた現代会計が目指す方向性の危うさに歴史というフィルターを通して警鐘を打ち鳴らすところにある。