- アートセラピー再考
-
芸術学と臨床の現場から
甲南大学人間科学研究所叢書「心の危機と臨床の知」 第14巻
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582731088
[BOOKデータベースより]
アートセラピーの歴史的考察や理論的検証のみならず、インタビューや多くの芸術作品を取り上げながら、「美」と「病」の関係を解き明かす意欲作。
第1部 近代日本のアートとセラピー(高村智恵子の表現―芸術の境界線;「治す」という概念の考古学―近代日本の精神医学;アウトサイダー・アート前史における創作と治癒;日本における芸術療法前史)
第2部 アートにセラピーを見る(ジャクソン・ポロックとジョセフ・ヘンダーソン―「精神分析ドローイング」をめぐる諸問題;アメリカ音楽療法の萌芽―「傾聴する音楽」から「機能化する音楽」への転換;セラピストとしての芸術家―リジア・クラークと移行対象)
第3部 セラピーにアートを見る(アートセラピーにおけるアート活動の特性について;アートセラピーにおける素材への反応とその理解;筆跡が世界を開く―認知症から幼児への遡行)
第4部 現代社会のアートとセラピー(日常に寄り添うアートセラピー―子育て支援としての活動事例にアートセラピーの発展形を見る;セラピーの時代―モラルとセンスの交錯について)
アートセラピーの臨床研究の成果のみならず歴史学的側面を考察し、高村智恵子やジャクソン・ポロックなどの事例を含め多角的に紹介する。多くの芸術作品を取り上げながら、「美」と「病」の関係を解き明かす意欲作。
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幅広く実施されているアートセラピーの、臨床研究の成果のみならず、その歴史学的側面を考察し、高村智恵子やジャクソン・ポロックの事例を含めて、多角的に紹介していく。