- 否定と肯定の文脈
-
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784833105606
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[BOOKデータベースより]
肯定と否定の振れ幅の中で、ますます寛容さを失いつつある日本社会。時間軸を広くとって、いま私たちがとるべき思考の“かたち”を指し示す。
1 “権力”を捉え直す(手鎖考;肥前国有馬氏の危機―キリシタン大名(晴信)誕生の前後;奄美の社会運動;海南島における日本人の「学術調査研究」と植民地責任)
2 人と人との“あいだ”(乳児の泣きのややこしさ;モチベーションの源泉としての自己否定;社稷をめぐるコミュニティデザイン;消費組合運動史が示すもの)
3 “文化”と“教養”の可能性(危機の時代と教養―フンボルトの教養理念と言語思想をてがかりに;「文化圏的歴史観」の問題発掘能力と日本文化の可能性―石田英一郎論;西田幾多郎『日本文化の問題』をめぐって;柳田国男と風景)