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[BOOKデータベースより]
色気のある男とダンディな女。世界と日本のアーティスト119人を描いた銅版画と、彼らと“対話”することで浮かんできた言葉のエッセンス。10年以上かけて制作された、「本の話」表紙画シリーズのオールカラー完全版。
マルグリット・デュラス
グリム兄弟
マーガレット・ミッチェル
ドストエフスキー
円地文子
藤沢周平
中原中也
ルイス・キャロル
ヘルマン・ヘッセ
アポリネール
青山二郎
サガン
幸田文
白洲正子
白洲次郎
堀辰雄
ミヒャエル・エンデ
エスコフィエ
マチス
モネ
エディット・ピアフ
ピカソ
エリック・サティ
フリーダ・カーロ
金子みすゞ
ショパン
ワーグナー
プッチーニ
ミケランジェロ
ホックニー
銅版画家・山本容子さんが偏愛するアーティストを描いた版画と、絵画制作を通じて彼らと対話≠キることで浮かんだ短い文章を集めた、オールカラー豪華本です。山本さんの独創性溢れる作品群は、幼少時からの豊富な読書量に裏打ちされたもの。グリム兄弟、アンデルセン、ルイス・キャロルから、ドストエフスキー、ヴァージニア・ウルフ、ヘルマン・ヘッセ、ロマン・ロラン、フランソワ・サガン、そして日本では、泉鏡花、堀辰雄、円地文子、幸田文、白洲次郎・正子、金子みすゞ、吉田健一……さらには、ピカソ、モネ、ゴーギャンといった画家、バッハ、ショパン、コルトレーンといった音楽家、果ては志ん生や料理人エスコフィエら、何と119人もの容子さんの偏愛するアーティストの肖像が銅版画で描かれます。おまけとして、それぞれに短い文章が「オリジナル蔵書票」としてつけられました。実に素敵な絵と文章のハーモーニーですが、こんなに自らの創作の秘密を明かしていいものだろうか……と心配になるほどです。
雑誌「本の話」創刊号から表紙を飾ってきたシリーズの第二弾ですが、今回はまったく装いを変え、元はモノクロの銅版画に容子さん自身が鮮やかな彩色をした豪華本になりました。エレガントな美しさと、知的な遊び心に満ちた「読む美術館」「見る図書館」をご堪能あれ!
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