- オーロラの雪
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Revontulilumi.
猫の言葉社
リーッタ・ヤロネン クリスティーナ・ロウヒ 稲垣美晴- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2013年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784904196106
[BOOKデータベースより]
クリスマスの前の日、サリは一人でスキーに出かける。雪の積もった畑から、こおりついた湖を越えて、どんどんすべっていく。だれもいないたった一人の世界。サリは何を見て、何を考え、何を思い出したのか?湖から森の中へと進み、秘密のプレゼントを届けにいく。おとうさんが亡くなった今、果して、サリを見守ってくれるものは…?『木の音をきく』3部作の3作目。
[日販商品データベースより]引っ越した町で迎える初めての冬。クリスマスの前の日、サリは一人でスキーに出かける。雪の積もった畑から、凍りついた湖を越えて、どんどんすべっていく。だれもいないたった一人の世界。サリは何を見て、何を考え、何を思い出したのか? 湖から森の中へと進み、秘密のプレゼントを届けに行く。お父さんが亡くなった今、果して、サリを見守ってくれるものは・・・・・・?
小さい頃の世界の見え方、孤独、さみしさ、喜び、不安、わくわくする気持ち。
すっかり忘れていたような感情や場面を思い出させてくれる、すごく繊細な絵本です。
このような心象風景は誰にでもあるのではないでしょうか。
サリという名前の女の子が、クリスマスの前日に、一人でスキーをしながらちょっとこわいけれどどんどん森に入っていきます。
「きこえてくるのは、
雪の上をすべるスキーの音と
自分の息づかいだけだった。」
「そのあたりでスキーをしている人は、ほかにいなかった。
クリスマスの前の日にスキーをするひまのある人なんていない。
とくに、おとなは。
森にいる人間はわたしだけと思うと、
サリはいい気持ちになった。」
一人でずんずん森の奥まで行って、サリはある宝物に出会います。
そして帰り道に素晴らしい体験をします。
絵が優しくて、ほんわかしているのに強くって、感動を誘います。
描かれているフィンランドの自然も素敵で訪れてみたくなります。
娘に買ってあげたはずのママがはまってしまう絵本です!(絵本好きベビーシッター猫さん 20代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】