- 江戸幕府と国防
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2013年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585460
[BOOKデータベースより]
禁制キリシタンの密入国、傍若無人の密貿易船、そして黒船―打ち払っても打ち払ってもやってくる外国船。「天下太平」の常識を覆し、幕府開設当初からつねに異国船への対応に悩まされていた江戸時代の実状を、綿密な実地史料を基に活写する。
第1章 異国船来航への備え(家光政権による沿岸警備体制の構築;ポルトガル使節船来航への対応;現実対応から見えた課題)
第2章 異国船問題と幕府外交姿勢の硬直化(将軍代替わりと南蛮船対応方針の祖法化;幕府外交姿勢の硬直化;政治・政策的境界の明確化)
第3章 新たな異国船問題と幕府の論理(通商統制不安定化に対する綱吉政権の模索;正徳新例と沿岸警備体制強化;吉宗政権と「唐船」打ち払い)
第4章 日本を取り巻く環境の変化と幕府対外政策(異国船問題の重点移動;対馬海峡の危機;対馬沖漂流異国船への宗家と家斉政権の対応;レザノフの長崎来航)
第5章 危機意識の高まりと有事対応の変化(蝦夷地の紛争と長崎;御船頭による長崎警備についての献策;長崎奉行の問題意識と幕府の判断;有事対応の変化)
禁制キリシタンの密入国、傍若無人の密貿易船、そして黒船。「天下太平」の常識を覆し、幕府開設当初からつねに異国船への対応に悩まされていた江戸時代の実状を、綿密な実地史料を基に活写する。
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禁制切支丹の密入国、傍若無人の密貿易船、そして黒船。天下太平の常識を覆し、常に海外の脅威に晒されていたとして江戸時代を描く。