- 電子移動
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2013年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784320044104
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[BOOKデータベースより]
第1章 電子移動の基本事項(電子移動の分子軌道表現;電子移動のポテンシャル曲線図;反応速度と平衡濃度;電子移動とラジカルイオンの確認;平衡反応の確認;電子移動の後続反応;その他の電子移動;ラジカルイオンの一方あけを生成する方法;まとめ)
[日販商品データベースより]第2章 電子移動の基礎理論(電子移動(シフト)反応におけるMarcus理論;連結分子内の電子シフト反応;溶液中の分子間ホールシフト反応 ほか)
第3章 光誘起電子移動(電子供与体と電子受容体の混合系;後続電子伝達系への応用;後続化学反応への応用 ほか)
第4章 展望と課題
電子移動は化学反応の基本となるものであり,電子移動反応の理論が化学反応論の基礎となっている。電子移動反応においてはその素過程の反応速度をかなりの精度で測定する方法が確立しているので,理論的に提案された化学反応論を検証しながら進めることができる研究分野でもある。
本書では,次の点を中心にわかりやすく解説しており,さらに電子移動関連の基礎から応用への理解を深めるためのコラム,演習問題も充実している。
・化学反応において基本的でかつ重要な反応の一つである電子移動反応の理論をフラーレン(C60)の最新の実例を数多く採用して記述している。
・電子移動のマーカス理論を多くの例でわかりやすく説明している。
・溶液中の基底状態で起きる熱的電子移動と励起状態での光誘起電子移動の両方を網羅しているので,有機反応の素過程から太陽電池や人工光合成への応用まで幅広く役立つ。