この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 帝国のフロンティアをもとめて
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2022年06月発売】
- 軍医・石井四郎
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2025年02月発売】
- 植民地がつくった近代
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2017年04月発売】
- 帝国日本の科学思想史
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2018年09月発売】
- 20年間の水曜日
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2011年08月発売】
[BOOKデータベースより]
帝国史における宗教と近代。天皇制国家のもと、植民地と宗主国を往還する宗教諸政策。西洋的な宗教概念が日本経由で移入され、人々の日常生活が分節化されていく。キリスト教と仏教、国家神道とシャーマニズム。ポストコロニアル研究を東アジアの近代経験から捉え直した、日韓の研究者による共同研究の成果。
「帝国史」として「宗教」を論ずる
第1部 宗教概念と帝国史(一九一〇年前後における「宗教」概念の行方―帝国史の観点から;日本帝国時代における宗教概念の編成―宗教概念の制度化と内面化)
第2部 日常生活における宗教布教(一九一〇年代、崔重珍の自由教会とその周辺―「蓄妾」と「祭祀」問題をめぐって;植民地朝鮮における日本仏教の社会事業―「植民地公共性」を手がかりとして)
第3部 国家神道と類似宗教論(宗教概念と国家神道論―“帝国=植民地”を射程に入れて;朝鮮総督府の神社政策と「類似宗教」―国家神道の論理を中心に)
第4部 国家神道と固有宗教論(植民地朝鮮における宗教概念をめぐる言説編成―国家神道と固有信仰のあいだ;「方法」としての崔南善―普遍性を定礎する植民地)
第5部 朝鮮民俗学と固有信仰(日本人の「朝鮮民俗学」と植民主義―民間信仰論を中心として;日本帝国時代における巫俗言説の形成と近代的再現)
「植民地近代」と宗教―宗教概念と公共性