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平等だということが、差別になることもある。私たちに希望はあるか?職をなくし、家をなくし、再就職もできない。年齢、障がい、家族、そして制度との行き違いが、彼らの心と命をむしばんでいく。19年間、身を削って向き合った野宿の人たち…。いま、池袋の現場から著者が伝えたい現実とは。
1章 死ななくてもよかった
2章 家族の形
3章 派遣切りの末に
4章 認知症者の先く先
5章 アルコール依存症
6章 知的障がい
7章 統合失調症
8章 希望
終章 私が野宿の人とともにいる理由
職をなくし、家をなくし、再就職もできない。年齢、障がい、家族、制度との行き違いが、彼らの心と命をむしばんでいく。19年間、身を削って向き合った野宿の人たち。今、池袋の現場から著者が伝えたい現実とは。