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[BOOKデータベースより]
人は、神のはたらきの内に生かされている。新約聖書から、この第一義的な事実を表現する章句を集め、神と人とが接触する“場”の作用を捉えるための、言語の条件を探る。言語学、文学理論、社会学など、異分野との交流を敢行し、仏教とキリスト教との真率な対話を繰り返し企てつつ、神のはたらきの場、人と人とが共に生きる場所の構造と運動を記述する。競争と支配に拠らない、差別と排除を生まない、本来の共同世界の原理―旧来の神学を破壊した経験的思考が、“この現実”を根底から批判しうる体系的宗教思想に到達した。
1 “はたらく神”は何に基づいて語られるか(キリスト教と新約聖書)
2 “はたらく神”の現実性はいかにして確かめられるか(直接経験とその諸相;外から見る世界と内から見る世界―観察と感覚を例として)
3 “はたらく神”に基づいて、人間と世界はいかに理解されるか(自己と自我;統合ということ)
むすび はたらく「神」と神学