[BOOKデータベースより]
映画に賭した人生を全速力で駆け抜けた鬼才、誕生から80年代までの軌跡を熱く語る。
1 懲罰房で生きたまま殺されて『甘い罠』で“若松孝二”誕生(オヤジに泥ぶっかけられて;乞食みたいで悲惨な顔 ほか)
2 足立正生、松田政男、大島渚、大和屋竺、唐十郎、金嬉老(監督、背中を流しましょう;作る映画は全部当たった ほか)
3 ジェラシーマウントという山 銃を持つか?カメラを持つか?(ゴラン高原の星;ヨルダンへの影の道 ほか)
4 『水のないプール』から『蜂は一度刺して死ぬ』へ(俺は手を汚す;トランシーバーを一〇〇台 ほか)
2012年、交通事故による多発外傷で急逝した若松孝二監督。本書は、性と暴力と革命をテーマに映画を撮り続け、波乱に満ちた彼の人生を追った伝説の名著。若松孝二・46歳の語りおろし。
2012年、交通事故による多発外傷で急逝した若松孝二監督。波乱に満ちた彼の人生を追った伝説の名著。46歳の語り下ろし。