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[BOOKデータベースより]
「予言文学」とは予言書・未来記の研究に端を発して、過去・現在と未来をつなぐ文字テクストとしての、託宣記・夢想記・遺訓書・童謡(わざうた)類を包括する新概念である。この概念を軸にすることで、従来見のがされていた予言的な言説をひろいあげることができると同時に、物語や詩歌をはじめ既知の文芸もあらたな読みの射程が拓かれてくる。「予言文学」を権威化された古典(カノン)の読みかえの契機や媒介とし、新しい文学史を構築する。
序章 「予言文学」の世界、世界の「予言文学」
[日販商品データベースより]1 宗教・信仰と「予言文学」(占卜の神話―「フトマニ」と「亀卜」をめぐって;讖緯・童謡・〓(けい)惑―古代東アジアの予言的歌謡とその思惟 ほか)
2 歴史叙述と「予言文学」(歴史叙述としての医書―漢籍佚書『産経』をめぐって;成尋の見た夢―参天台五臺山記理解へ向けての覚書 ほか)
3 物語・芸能の「予言文学」(類書・雑書の言説と説経―絵巻『をくり』を起点に;『清水冠者物語』にみえる姫君の予言をめぐって ほか)
4 東アジアの「予言文学」(『春秋左氏伝』の予言言説;東アジアの孝子説話にみる「予言」 ほか)
「予言文学」を軸にすることで、物語や詩歌をはじめ既知の文芸もあらたな読みの射程が拓かれてくる。本書では、「予言文学」を権威化された古典の読みかえの契機や媒介とし、新しい文学史を構築する。