和僑

農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人

角川書店 ＫＡＤＯＫＡＷＡ
安田峰俊　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2012年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784041103050

内容情報

[BOOKデータベースより]

「和僑」とは、今世紀になってから日本人の間で作られた造語である。中国で喰い、中国を喰らう日本人を追った前代未聞のルポ。

第１章　２ちゃんねらーは日本ではなく中国の農村を選んだ―雲南
第２章　「売春仲介は逮捕のリスクがある」と富豪は切り捨てた―マカオ
第３章　「私は『ニッポン定食』だった」と風俗嬢は笑った―新宿歌舞伎町
第４章　駐在員たちは「かつての日本」をつくっていた―上海
第５章　「組を作ってくれとお願いされたんや」とやくざは語った―上海
第６章　「さらば日中友好」と、友好に身を捧げた老女は訴えた―北京
第７章　「日本よりも中国の方が自由で暮らしやすいんですよ」

[日販商品データベースより]

なぜ、２ちゃんねらーは日本より中国の農村を選んだのか。なぜ、中国警察公認“日本人組長”の暴力団は生まれたのか…。中国で喰い、中国を喰らう日本人を追った、前代未聞のルポ。