[BOOKデータベースより]
いま日本の中で何が起こっているのか。それを如実に象徴する数字を挙げ、看過できない課題をあぶり出す。日本の経済力や格差社会、老人の孤立死など一部報道ずみのものもあるが、世間の注目がほとんど向けられていない深刻な問題も存在する。妊娠しても流産を繰り返す不育症の実態や、子どもたちを襲う発達障害、近視やアレルギーの多さは、見る目も疑う驚きの数字だ。また学校での「いじめ」の隠蔽の問題と、その一方で教師たちに広がるうつ病などの精神疾患の増加も、対策が急がれる。さらに、東日本大震災時に起きた火事場泥棒的犯罪のウソとホントを検証する。
1章 沈む日本丸で進行する格差
2章 無縁社会
3章 危機に瀕する出産と育児
4章 子どもたちを襲う異変
5章 危険な学校
6章 危うい夫婦
7章 東日本大震災の裏側
全国で孤立死する人は1日当たり104人、児童虐待殺人で内縁の夫の犯行は8.6%…。今、日本の中で何が起こっているのか。それを如実に象徴する数字を挙げ、看過できない課題をあぶり出す。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 〈ていねいな暮らし〉の系譜
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年05月発売】
- 社会学概論
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2025年03月発売】
- 半径50メートルのセカイ
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年12月発売】
- 数字で語る社会統計学入門
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2005年03月発売】
- 戦前戦中期の国際文化事業と、その戦後期への影響
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年06月発売】
100万ドル以上を持つ富裕層、餓死した人数、孤立死、小児喘息。日本の今後を占う象徴的な数字、驚きの数字を取り上げ、解説。