- 自転車が街を変える
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087206708
[BOOKデータベースより]
エコ、健康志向、低成長時代の価値観の変化、そして災害対応。これらの要因が合わさって、昨今、都市部を中心に自転車利用者・愛好者が急増している。一方で、クルマと自転車のみならず、自転車と歩行者の事故も頻発するなど様々な問題も発生しており、その対策は急務である。本書は、自転車を社会インフラの中に位置づけ、自転車とクルマと歩行者が共存できる都市空間を構築するための方策を、国内やイギリスでの現地取材をまじえて多角的に論じる。
序章 「自転車ブーム」の光と影
第1章 日本の自転車環境(話題の自転車道を走ってみた;自転車の車道走行を阻むものとは?;ママチャリ問題;現代サイクリング事情)
第2章 イギリスの自転車政策(イギリスの自転車政策の変遷;自転車は鉄道に乗って;サイクル・スーパーハイウェイ実走記;シェア・サイクルで走るロンドン)
第3章 日本の自転車政策(日本流シェア・サイクルの模索;自転車通勤支援システム;自転車はクルマの代替になるか)
終章 これからの自転車社会(「オルタナティブ」「シェア」「ダイバーシティ」;自転車のグランド・デザイン)
安全な「車道走行」で、街はもっと快適になる。都市部を中心に自転車利用者が急増中。自転車とクルマと歩行者が「共存」できる都市空間を構築するための方策を、国内やイギリスでの現地取材をまじえ多角的に論じる。
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エコで、メタボ対策に有効で、低コストで、災害時に頼れる自転車。いま、都市部を中心に、自転車利用者・愛好者が急増している。しかし、日本の自転車走行環境は、とても快適とはいえない。本来は「自転車は車道を走るべき」なのに、安心して車道を走れないのはなぜなのか。諸外国と比べて、どこに違いがあるのか。本書は、国内・国外での実走取材報告を織り交ぜながら、自転車とクルマと歩行者が「共存できる空間」を構築するための方策を、多角的に論じる。サイクリストのみならず、歩行者やドライバーにとっても必読の提言が満載!(目次より)・歩道走行のリスクと「車道走行通達」・サイクリストを悩ませる「左折レーン」・クルマ、自転車、歩行者がカオスとなる交差点・悪評高いY字路・ママチャリの歩道走行を認める条件とは・「自転車=危険物」という先入観・自転車政策で参考にすべきはイギリスである・ナショナル・サイクル・ネットワーク・クルマと自転車の交通量が逆転・ロンドンの「輪行通勤」・富山市のシェア・サイクル「アヴィレ」・「横浜ベイバイク」を体験する・自転車通勤者は通勤手当をもらえるのか?・クルマ通勤者を自転車へシフトさせるインセンティブ・自転車環境の整備がもたらすメリット・議員や官僚は永田町と霞ヶ関を自転車で移動すればよい