朝鮮古代史料研究

吉川弘文館
浜田耕策　

• 価格: 11,000円（本体10,000円＋税）
• 発行年月: 2013年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784642081511

内容情報

[BOOKデータベースより]

高句麗広開土王陵碑文・百済七支刀銘文・新羅鐘銘など、現代に残された朝鮮古代史料。その研究史や調査・保存状況に言及し分析、批評を加え解読を試みる。そして、その成果から日本、唐を背景に、古代東アジアのなかの朝鮮三国（高句麗・百済・新羅）の自国認識と文化を浮かび上がらせる。朝鮮半島を主舞台にした、古代東アジア世界の実像に迫る。

１　高句麗（高句麗広開土王陵碑文の虚像と実像；高句麗広開土王陵碑文の研究―碑文の構造と史臣の筆法を中心として；広開土王陵碑文の一、二の問題　ほか）
２　百済（「七支刀」銘文の判読と古代東アジアの歴史像；百済紀年考；劉仁願紀功碑の復元と碑の史料価値）
３　新羅（新羅鐘銘文考；日本現代語訳『新羅聖徳大王神鍾之銘』；新羅鐘銘の再検討―敦賀市・常宮神社所蔵の「鐘の記」と菁州蓮池寺鍾　ほか）

[日販商品データベースより]

現代に残された朝鮮古代史料の研究史や調査・保存状況に言及し分析、批評を加え解読を試みる。そして、その成果から日本、唐を背景に、古代東アジアのなかの朝鮮三国の自国認識と文化を浮かび上がらせる。