[BOOKデータベースより]
作家の触感と理路で先達の文学を読むエッセ・クリティック。批評的散文集。
1(解けない霙―平岡篤頼;「こだま」の響き合う場―佐伯彰一 ほか)
2(強く眺めること、「我」を失うこと―藤村と透谷;不合理な逆遠近法―藤枝静男 ほか)
3(思索する指―高田博厚;耳打ちする声―植草甚一 ほか)
4(ヨーロッパの内なる「外国人」―シルヴィア・バロン=シュペルヴィエル;蝶のように舞うペシミスム―W.G.ゼーバルト ほか)
余りの風を浴びながら、私はこれからも読み、書きつづけるほかないだろう…。その一瞬の空白に向かって。作家の触感と理路で先達の文学を読むエッセ・クリティック。批評的散文集。
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