- 薔薇のことぶれ
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リルケ書簡
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784409150238
[BOOKデータベースより]
リルケ書簡集(不安と孤独をみずから求めて;いまも息づく深い内面の対話)
セザンヌ書簡―妻クララへ(マルテの死、セザンヌの生)
リルケをめぐる女性たち(「愛する女性」―リルケの女性観;ルー・アンドレアス=ザロメ;マリー・タクシス侯爵夫人;カタリーナ・キッペンベルグ夫人;クララ・リルケ;メルリーヌ;ニメ・エルイ・ベイ夫人―最後の友)
『リルケ書簡集』を中心に、知性と教養において傑出した女性たちに愛され、また自らも独特の女性観を持っていた詩人の一面に初めて迫る書。リルケ関係の写真、セザンヌの作品なども掲載。
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【2012年08月発売】
『リルケ書簡集』を中心に、中でも妻クララに宛てた有名な「セザンヌ書簡」を取り上げるとともに、ヨーロッパのさまざまな国の、しかも知性と教養において傑出した女性たちに愛され、また自らも独特の女性観を持っていた詩人の一面に初めて迫る、前著『晩? リルケを読む』の姉妹作。
「こうしてリルケの書簡を読んでいる時、私は全く別のリルケを感じる。彼のとり乱した苦悩にあえぐ姿を読者は知らない。……まことに天才は測りがたい。生身の人間であることを忘れて、われわれはその作品のみをみとめようとするが、その背後に傷だらけのみじめな人間がじっとたたずんでいる。黒い鉄格子のはりめぐらされた現世の暗い室内から、夜空に時折光彩を放つ群星のような詩が生まれるのだ。幸か不幸か、私はこの書簡集に出会ってしまった。……」(本書より)