戦国坊主列伝

幻冬舎新書　２８６

幻冬舎
榎本秋　

• 価格: 858円（本体780円＋税）
• 発行年月: 2012年11月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784344982871

内容情報

[BOOKデータベースより]

「黒衣の宰相」と称されるように、戦国時代の僧侶は、権力者の側近として軍事・政治に大きな影響力をもっていた。たとえば武田信玄のブレーンだった快川紹喜、伊達政宗の教育係だった虎哉宗乙、今川義元の軍師として出陣した太原雪斎―さらには、安国寺恵瓊のように戦国大名にまで上り詰めた者もいる。本来、世俗と無縁なはずの僧侶が歴史の表舞台に立つことになったのは、当時の彼らが稀有な「知識階級」ゆえだった。名僧・怪僧３１人の数奇な人生を詳らかにし、戦国時代の知られざる側面を解き明かす。

第１章　人生の師としての僧侶（岐秀元伯；快川紹喜；天室光育　ほか）
第２章　軍師・大名・外交官・特殊技能者としての僧侶（太原雪斎；以天宗清；蓮如　ほか）
第３章　織豊〜江戸時代初期の天下人と関わった僧侶（西笑承兌；木食応其；文英清韓　ほか）

[日販商品データベースより]

戦国時代の僧侶は、軍事・政治に大きな影響力を持っていた。武田信玄のブレーン・快川紹喜、伊達政宗の教育係・虎哉宗乙など、名僧・怪僧３１人の人生を詳らかにし、戦国時代の知られざる側面を解き明かす。