[BOOKデータベースより]
戦後、人類学・民俗学・考古学などの学会が結成した“九学会連合”。宮本常一らの共同調査から、対馬をめぐる日韓の軋轢や、「日本人」の証明を求めた奄美の人びとの姿を辿り、フィールドワークを戦後史に位置づける。
序章 フィールドワークの時代(九学会連合と宮本常一の戦後;九学会連合と共同調査の展開)
第1章 対馬調査と朝鮮戦争(九学会連合と対馬調査;宮本常一が見た朝鮮戦争;対馬は日本である;「寄りし」と九学会連合)
第2章 能登調査と「調査地被害」(「島」から「半島」へ;調査団が見た能登/能登から見た調査団;古文書収集と「調査地被害」)
第3章 奄美調査と「本土」復帰(奄美群島の返還と九学会連合;奄美復帰運動とSIRIプロジェクト;沖縄と「本土」の狭間で;奄美調査と「奄美学」)
終章 九学会連合のその後
「九学会連合」による日本各地での共同調査は、いかなる成果をもたらしたのか。宮本常一らの活動から、GHQ統治下の対馬、本土復帰直後の奄美の人びとの姿を辿り、フィールドワークを戦後史に位置づける。
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九学会連合の共同調査から、GHQ統治下の対馬、本土復帰直後の奄美の人びとの姿を辿り、フィールドワークを戦後史に位置づける。