[BOOKデータベースより]
少女たちは寝る間も惜しんでカラダを売り続けた―。売春組織「援デリ」密着取材6年半の記録。
第1章 勝ち抜けレース
第2章 ヤクザと援デリ
第3章 全寮制援デリ
第4章 買春男たちの素性
第5章 闇のセーフティネット
第6章 救いの場所はあるか
第7章 身篭った少女
終章 帰郷
少女たちは寝る間も惜しんでカラダを売り続けた。それでも、生きるために、住む場所を得るために、稼がなければならない少女らがそこに残留していく…。夜の世界の、底の底の迫真のルポ、6年半の記録。
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出会い系サイトでやりとりされる女性からのメールの95%が、実は「援デリ」と呼ばれる素人を装った業者によるものだということを、ほとんどの人は知りません。打ち子と呼ばれる者がメールで客を取り、実働部隊である女の子に客を振り分け援助交際をさせる「援デリ」は、家出少女や知的障害者など、行き場所がない弱者が働く最底辺風俗です。本書は、そんな最悪の環境で働く少女たちの、衝撃の生と性をルポします。