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[BOOKデータベースより]
おおきなさかなから、ぼうしをぬすんだちいさなさかな。にげています…、にげていますが…。さて、にげきれるでしょうか!?名作『どこいったん』につづく、ちょっとドキッとするおはなし。絵本作家・長谷川義史の大阪弁翻訳絵本。
[日販商品データベースより]暗く静かな海の中。ちいさな魚が、大きな魚が眠っている隙に、帽子を盗みます。
「ぼくに ぴったりやん このぼうし」。
悪いことと知りつつ、自分のほうが似合うから、と言い訳をして、逃げていくちいさな魚。すぐそばまで大きな魚が追ってきていることにも気づかずに……。
スリリングな展開と大阪弁の訳が絶妙にマッチ!
舞台は、しんと静まる海の中。「ぼうし」をめぐるミステリー!?
ちいさなさかなは? ぼうしは? ページをめくるたびに、どきどきが止まりません!
ジョン・クラッセンの描く海の生きものたちの目線にも注目です!
原書「THIS IS NOT MY HAT」は、2013年コルデコット賞、2014年ケイト・グリーナウェイ賞を史上初となるW受賞を達成!
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「怖い本」レビューコメント
絵本やと思ってのほほんと読んでいたら…「どこいったん」よりも最後がどうなったかを考えるとある意味怖い本だと思う。長谷川さんの関西弁の訳も怖さを増長してると思う。(ともこ/女性/40代)
頭にぼうしをのせた、ちいさな魚が泳いでいます。「この ぼうし ぼくのと ちがうねん。とってきてん。」ちいさな魚は、おおきな魚が寝ている間に、盗んだのです。ちいさな魚にぴったりのかわいいぼうし。それをかぶったまま、海藻のジャングルを目指して逃げているのです。暗い水の底、ちいさな魚は誰にともなく言います。「きっと まだ ねてるわ。」「ぼくのことなんか あやしめへんわ。」けれどおおきな魚は、もう起きています。そして完全に気づいています。逃げるちいさな魚にせまりくるおおきな魚。恐怖の音楽が聞こえてきそうな緊迫感です。読み手は、ちいさな魚がしゃべればしゃべるほど焦ります。だって、すぐそこまで追ってきているんです、おおきな魚が!この作品は、独特のユーモアにあふれる「どこいったん」シリーズの2作目。2013年コルデコット賞大賞受賞作品です。1作目の『どこいったん』に引き続き、日本語訳は人気絵本作家の長谷川義史さん。スリリングな展開と、長谷川さんならではのユーモラスでどこかとぼけた大阪弁とのギャップが、全体の緊迫感をこれでもかと盛り上げます。『どこいったん』は、ぼうしを盗られたくまが、ぼうしを捜すストーリーでしたが、今度は、盗った側、追われるほうが主人公です。水底の静けさを引き立てる黒い背景と、魚から立ち上る小さな泡、美しい海藻。まるで映像を見ているように、ストーリーにひきこまれてしまいます。そして1作目同様、ドキッとする結末が待っています。結末を誰も語ってはくれません。「これって、こういうこと・・?!」と、読んだ後きっと誰かと話したくなりますよ。1作目は森の中、今回は深い海の中、という対比も面白く、揃えて持っておきたいシリーズですね。
(絵本ナビ編集部)
「どこいったん?」でもかなりの衝撃を受けましたが、
さらにこれ!!
別に、どうなったのかはっきり描かれていないけれど。
どうしても「やった!」と思ってしまうのは
大人だけ?(笑)
帽子を盗った小さな魚が、大丈夫、絶対わからないって!
と言いながら逃げていく。
盗られた大きな魚は着々と追い詰めていく・・・
あのカニ!全然信用できないじゃん!(笑)
ま、こんなふうだよね、人生。
本当に面白かった!(tororo204さん 30代・東京都葛飾区 男の子5歳、 )
【情報提供・絵本ナビ】
頭にぼうしをのせた、ちいさな魚が泳いでいます。「この ぼうし ぼくのと ちがうねん。とってきてん。」ちいさな魚は、おおきな魚が寝ている間に、盗んだのです。ちいさな魚にぴったりのかわいいぼうし。それをかぶったまま、海藻のジャングルを目指して逃げているのです。暗い水の底、ちいさな魚は誰にともなく言います。「きっと まだ ねてるわ。」「ぼくのことなんか あやしめへんわ。」けれどおおきな魚は、もう起きています。そして完全に気づいています。逃げるちいさな魚にせまりくるおおきな魚。恐怖の音楽が聞こえてきそうな緊迫感です。読み手は、ちいさな魚がしゃべればしゃべるほど焦ります。だって、すぐそこまで追ってきているんです、おおきな魚が!この作品は、独特のユーモアにあふれる「どこいったん」シリーズの2作目。2013年コルデコット賞大賞受賞作品です。1作目の『どこいったん』に引き続き、日本語訳は人気絵本作家の長谷川義史さん。スリリングな展開と、長谷川さんならではのユーモラスでどこかとぼけた大阪弁とのギャップが、全体の緊迫感をこれでもかと盛り上げます。『どこいったん』は、ぼうしを盗られたくまが、ぼうしを捜すストーリーでしたが、今度は、盗った側、追われるほうが主人公です。水底の静けさを引き立てる黒い背景と、魚から立ち上る小さな泡、美しい海藻。まるで映像を見ているように、ストーリーにひきこまれてしまいます。そして1作目同様、ドキッとする結末が待っています。結末を誰も語ってはくれません。「これって、こういうこと・・?!」と、読んだ後きっと誰かと話したくなりますよ。1作目は森の中、今回は深い海の中、という対比も面白く、揃えて持っておきたいシリーズですね。
(絵本ナビ編集部)
「どこいったん?」でもかなりの衝撃を受けましたが、
さらにこれ!!
別に、どうなったのかはっきり描かれていないけれど。
どうしても「やった!」と思ってしまうのは
大人だけ?(笑)
帽子を盗った小さな魚が、大丈夫、絶対わからないって!
と言いながら逃げていく。
盗られた大きな魚は着々と追い詰めていく・・・
あのカニ!全然信用できないじゃん!(笑)
ま、こんなふうだよね、人生。
本当に面白かった!(tororo204さん 30代・東京都葛飾区 男の子5歳、 )
【情報提供・絵本ナビ】