- 二人静
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- 価格
- 1,026円(本体933円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334764869
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
年老いて認知症になってしまうと“四苦”のうち“老と病”の2つを抱え込むことになる。自分も遠からずそうなるかもしれないと思うと辛い。この作品はそんな父の姿と世話をする主人公の様子がじっくりと丁寧に書き込まれています。それに父を担当するの介護師の女性とその娘との関わりが、物語に綾を織り成してくれます。さらにDVの前夫も関って緊張感も増します。600頁の長編だけど、長さを感じさせずに読むことが出来ました。読み終わると、DV前夫も含め登場人物すべての人々の幸せを祈りたくなる。これがこの作者の旨さなのでしょう。(shige/男性/60代以上)
[BOOKデータベースより]
困難を抱える男女が出会った。認知症の父親の世話と仕事に忙殺される町田周吾。他人との会話が困難な場面緘黙症の娘を女手一つで育てる乾あかり。介護施設での出会いを契機に二人は距離を縮めていく。しかし、彼らには幾多の苦難が待ち受けていた。真実の愛とは何かを問いかける第一回ツイッター文学賞受賞の傑作長編。巻末によしもとばななの特別エッセイを収録。
[日販商品データベースより]〈受賞情報〉Twitter文学賞(第1回)