- 旅人の夜の歌
-
ゲーテとワイマル
岩波書店
小塩節
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000258678

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
ゲーテからの贈り物
-
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
小塩節
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年10月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
『若きウェルテルの悩み』によって世に知られたゲーテは、二十六歳の若さでワイマル公国の宮廷に招かれる。小国とはいえ、一国の政治を担うことになった文学者は、そこで何をなしえたのか。政治・行政に全力で取り組んだ日々に歌われた二篇の詩「旅人の夜の歌」を手がかりに、ナチスの強制収容所へいたるドイツ文化の深層を、歴史的背景とともに描きだす。
1 ワイマル(手紙;ワイマル到着;ワイマル初期のゲーテ;その名もきよきワイマル;北郊の小山エッタースベルク;永住への迷いと決断;シュタイン夫人;母公妃アンナ・アマーリア;「旅人の夜の歌」その一)
2 憩いの歌(イルメナウ;ハールツ冬の旅;キッケルハーンの山頂で「旅人の夜の歌」その二;山からの手紙;人間存在をうたう;英訳、仏訳;邦訳の数々;ギリシャ詩の模倣か;シューベルトの作曲;うたのしらべ(韻律))
3 のちの日々に(五十二年後のエッタースベルク;八十二歳の日々;ゲーテの保守主義;文化と政治)
4 ブーヘンヴァルト強制収容所(ブーヘンヴァルト;ゲーテの槲;山の上;強制収容所とワイマル市;解放;一九四五年の「旅人の夜の歌」)