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- 京極為兼
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706539
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[BOOKデータベースより]
物の本質を捉え、新しいことばで表現した「京極派」の清心な歌は、現代にも通じる魅力を放つ。
忘れずよ霞の間より
[日販商品データベースより]山桜はや咲きにけり
秋来ぬと思ひもあえぬ
澄みのぼる月のあたりは
山風にただよふ雲の
いかさまに身をつくしてか
鳥の音ものどけき山の
梅の花紅にほふ
思ひそめき四つの時には
思ひやるなべての花の〔ほか〕
日本の歌の歴史に大きな足跡を残した代表的歌人の秀歌を、堪能できるように編んだ初めてのアンソロジー。本書は、鎌倉時代後期の歌人・京極為兼の歌50首を掲載。歌を勅撰集に所載された順に取り上げた。