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- 西行
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706485
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[BOOKデータベースより]
花と月に思いを託して歌い後世に多くの伝説を残した、自由な境地に遊ぶ歌僧。
津の国の難波の春は
[日販商品データベースより]咲きそむる花を一枝
木のもとに住みける跡を
願はくは花の下にて
吉野山花をのどかに
花見にと群れつつ人の
あくがるる心はさても
覚えぬを誰が魂の
あはれいかに草葉の露の
心なき身にもあはれは〔ほか〕
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、西行です。
花と月に思いを託して歌い
後世に多くの伝説を残した、
自由な境地に遊ぶ歌僧。
西行(さいぎょう)
二十三という若さで重代の武士の家を捨てて出家、熊野での修行や、京都や伊勢などに草庵を営むかたわら、二度の奥州旅行や四国行脚を敢行した僧歌人。生涯、桜と月を愛した旅の歌人としても知られ、その数奇の境涯から生みだした自在奔放な実感にあふれる多くの歌を、『山家集』以下の家集に残し、和歌と宗教のおのずからの融合を実践した。能因を思慕し、また後世の宗祇や芭蕉から追慕されるなど、その闊達自在な歌を愛好する文人は多く、今なおその跡を絶たない。