- 明治洋食事始め
-
とんかつの誕生
講談社学術文庫 2123
- 価格
- 1,155円(本体1,050円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062921237
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
「とんかつ」や「あんパン」などの知られた和洋折衷メニューの本当の起源を探るというテーマの中で、日本人がどのように文明開化を受け入れ、社会に近代化が浸透していったかもわかります。日本人の文化を受け止めアレンジする寛容性に、改めて気付かされます。身近な題材で専門用語の類もないので内容にすんなり入り込みやすいです。(くま/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
明治維新は1200年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓60年の疾風怒涛を、豊富な資料をもとに活写する。
第1章 明治五年正月、明治天皇獣肉を食す
[日販商品データベースより]第2章 牛肉を食わぬ奴は文明人ではない
第3章 珍妙な食べ物、奇妙なマナー
第4章 あんパンが生まれた日
第5章 洋食の王者、とんかつ
第6章 洋食と日本人
明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。(講談社学術文庫)
明治維新は「料理維新」だった!
あんパン、ライスカレー、コロッケ――そして「洋食の王者」とんかつはいかにして生まれたのか
明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。
西洋食の多くは、幕末から明治期にかけて導入された。そのわずか百数十年後の今日、私たちは、世界の国々のなかでも、最も多様化された食べ物を享受している。(中略)そこでは、現代日本の多種多彩な食の文化を理解する上で、もっとも興味深い時代が開幕していたのだ。近代化へ脱皮していく明治維新は、「料理維新」と称するのにふさわしい時代でもあった。――<本書「プロローグ」より>
※本書の原本は、2000年3月、小社より講談社選書メチエ『とんかつの誕生――明治洋食事始め』として刊行されました。