- おばけずき
-
鏡花怪異小品集
平凡社ライブラリー 764
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582767643
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[BOOKデータベースより]
「泉のやつ、またはじまった」と仲間にいわれるほど無類のおばけずき。長短篇小説や戯曲で名高い鏡花だが、一方で怪異にまつわる小品群もまた格別に味わい深い。小説をはじめ、随筆・紀行、創作とも実話ともつかない逸品まで、喜々として異界に遊ぶ鏡花文学の知られざる真髄を編む。
1 序篇(おばけずきのいわれ少々と処女作)
[日販商品データベースより]2 小説篇(夜釣;通い路;鎧;五本松;怪談女の輪;傘)
3 随筆篇(露宿;十六夜;間引菜;くさびら;春着;雛がたり;城崎を憶う;木菟俗見)
4 百物語篇(黒壁;妖怪年代記;百物語;百物語(「雑句帖」より);赤インキ物語;春狐談;『新選怪談集』序;『怪談会』序;一寸怪;妖怪画展覧会告条;除虫菊―「身延の鶯」より)
5 談話篇(柳のおりゅうに就て;たそがれの味;怪異と表現法;事実と着想;旧文学と怪談;古典趣味の行事―「七夕祭と盆の印象」)
奔放な発想力と独特の語り口が魅力の鏡花文学。小品・随筆・紀行文から「震災」「エッセイ・紀行」「百物語」「談話」などテーマ別に、鏡花の知られざる真髄を一巻にまとめた怪異文集。
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