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- 「処方せん」的読書術
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心を強くする読み方、選び方、使い方
角川oneテーマ21 Bー157
- 価格
- 796円(本体724円+税)
- 発行年月
- 2012年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784041102374
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- hamachobi
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人はどうして本を読むんだろう?
「1冊のノート」シリーズで有名な奥野宣之氏の今までの著作とは、ちょっと変わった本。
今回は、タイトルこそ「読書術」とついているが、世の中に氾濫している読書術の本とは、一線を画している内容になっている。
ここ数年のビジネス本ブームの中でも、「読書術」関係の本もかなり多く出版されているが、どれも当然のことながら、読書がいかにビジネスの成功に役立つかといった即効的な読書術の本が多い。
そんな中で、この本は、「処方せん」というタイトルどおり、ビジネス、人生の成功という目的に取り憑かれた人々の心を癒すような本だ。
私自身も読書術の本はよく読むし、ビジネス本、自己啓発本といった類の本をよく読むけど、この本に書かれてるように、「自分の心を癒す」、「自分だけの心に効かせる」ような読書は意識したことがなかった。
自分は本好きなので、そういったビジネス書以外も読んでるが、どうしても、そういったコミックや小説を読むと罪悪感を感じてしまったが、この本を読むと罪悪感は一切消えた。なんのために本を読むのかを考えさせられた一冊だった。
[BOOKデータベースより]
序章 生きづらい時代だから本を読む
[日販商品データベースより]第1章 不安をしずめる読書―鎮静剤
第2章 前向きな気持ちを起こす読書―気付け薬
第3章 折れない心を作るための読書―栄養剤
第4章 自分を取り戻すための読書―体質改善
第5章 もっとメンタルに効かせるための工夫
長引く不況、リストラや就職難、リアルやネット上での人間関係…。この「生きづらい」時代を乗り越えるために、速読でも多読でもない、全く新しい“心を鍛える”方法論としての読書術を紹介する。