原発テレビの荒野

政府・電力会社のテレビコントロール

大月書店
加藤久晴　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2012年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784272330744

内容情報

[BOOKデータベースより]

政府・電力会社によってコントロールされ「原発推進政策」に“地ならし”されてきた番組、「原発神話」異議申し立て番組への理不尽な仕打ち、テレビメディアの歪みを照射する。

第１章　地ならしされて“一望の荒野”に―大量のＣＭと広報番組（大量の原発ＣＭ；広報番組の手練手管）
第２章　荒野のなかの警告映像―予告されていたメディアの位置（弱腰のテレビ局に挑む女子アナ―アメリカ映画『チャイナ・シンドローム』（Ｊ・フォンダ主演）；プルトニウム工場からの叛旗―アメリカ映画『シルクウッド』（Ｍ・ストリープ主演）　ほか）
第３章　荒野にも星は輝く―真っ当な番組たちの闘い（称讃と報復；住民たちは選んだ　ほか）
第４章　荒野を緑野に―３・１１以降と今後（爆発映像のショック；責任追及報道はゼロ　ほか）

[日販商品データベースより]

テレビが真っ当に原発と向き合っていたならば、原発事故は起きなかったのではないか。原発推進テレビ映像の数々、その中でも製作されてきた反原発番組、その理不尽な仕打ちを追い、テレビメディアの歪みを照射する。