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[BOOKデータベースより]
日本では古くから描かれてきた妖怪画。不安や畏れといった心の闇に根ざした妖怪画の歴史は、日本人の心性の歴史でもある。本書では文化が熟爛した江戸時代中期から、時代が揺らぎはじめる後期、そして激動期の幕末から明治初期に描かれてきた妖怪画を約150点収録。
第1章 妖怪なんて怖くない(鳥山石燕―『画図百鬼夜行』ほか;北尾政美―『夭怪着到牒』;勝川春英―『異摩話武可誌』;葛飾北斎―『北斎漫画』)
[日販商品データベースより]第2章 絵師たちの百鬼繚乱(喜多川歌麿―「化物の夢」;葛飾北斎―「百物語お岩さん」ほか;歌川広重―「平清盛怪異を見る」ほか;伊藤若冲―「付喪神」;高井鴻山―『雨中妖怪図』ほか;歌川国貞―『七変化壱本足(芝居絵)』ほか;歌川国芳―『頼光公舘土蜘作妖怪図』ほか)
第3章 妖怪画の文明開化(月岡芳年―「新形三十六怪撰源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」ほか;河鍋暁斎―『暁斎百鬼画壇』ほか)
なぜ、怖いはずの妖怪が、かくも愛嬌たっぷりに描かれたのか?
日本美術史の最後の砦、妖怪画のなぞを解く。
その大衆性や、戯画的、あるいは風刺的表現が見られることから、これまで美術史のなかでなかなかテーマとしてとりあげられることがなかった「妖怪画」。ところが、日本では古くから子供から大人までが親しんできた裾野の広い分野であり、自然信仰や各地域の伝承といった日本固有の土着文化や宗教と密接に関わる重要な主題でもある。本企画は、美術史のなかで本流としては語られてこなかった「妖怪画」の系譜をあらためて見直すことで、日本美術の持っているある笑いや遊びといった特徴的な側面を再考の契機となる。
妖怪萬画[第2巻]絵師たちの競演編
戯画的表現に富んで諷刺がきいた妖怪画は、大衆たちに圧倒的な支持を得た、いわば江戸時代のサブカルチャー。葛飾北斎や歌川国芳、河鍋暁斎を筆頭に、人気絵師がこぞって描いた妖怪画(浮世絵)を満載。
序文:椹木野衣
収録作品:江戸時代から明治初期にかけての人気浮世絵師、葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年、河鍋暁斎による妖怪画づくし。