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- 戦後前衛映画と文学
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安部公房×勅使河原宏
人文書院
友田義行
- 価格
- 5,060円(本体4,600円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784409100301


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[BOOKデータベースより]
旺盛な執筆活動の一報、言語と映像の弁証法という視点からリアリズムや記録芸術に取り組んだ安部公房は、その最盛期を、勅使河原宏監督とともに駆け抜けた。原作者・脚本家としての安部公房と解釈者・映像作家としての勅使河原宏。彼らがのこした作品(小説・シナリオ・映画・写真・絵画)を、協働(コラボレーション)の角度から多面的かつ往還的に読解していく。安部公房研究にまったく新しい視点を投げかける意欲作であるとともに、モンタージュ論、ドキュメンタリー論など、映像論、映画論研究のうえでも、重要な著作となる。
第1章 協働の序幕
[日販商品データベースより]第2章 文学と映画の弁証法
第3章 記録と幻想の地底から―『おとし穴』論
第4章 流動する風景と身体―『砂の女』論
第5章 身体の変貌と言語―小説『他人の顔』論
第6章 映像のなかの原爆乙女―映画『他人の顔』論
第7章 映画的手法の小説化―『燃えつきた地図』論
ジャンルとメディアの越境に挑み、日本の前衛芸術を先導した2つの才能が起こした革命とは。安部公房と勅使河原宏の協働を軸に、1950〜60年代にかけての日本文学と映画が提示した諸問題を考察する。