津波の後の第一講

岩波書店
今福竜太　鵜飼哲　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2012年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784000014052

内容情報

[BOOKデータベースより]

大震災のあと、新年度最初の授業では何が語られたのか。学びはじめる若者たちへの大学講義をまとめたアンソロジー。

１　問い、応える（“過ぎ去らない現在”から“はじまり”へ；傷跡の彼方に；ディアスポラに生きる；宙づりを生きる知のありかた）
２　知り、推し量る（放射能汚染と付き合う社会の到来；出来事の重みから考える；大災害のあとを生きる；歴史をつくるのは誰か―下放、すなわちスタイルの根底的転換＝文体革命を！）
３　離れ、近づく（私たちのショアー；震災とトラウマのことば；私たちの「しま」を繋いだ波；なゐふる思想―震える群島の起源）

[日販商品データベースより]

大震災のあと、新年度最初の授業で、教師は学生たちに何を語ったのか。知が試される時、これから学びはじめる若者たちへの最初の大学講義をまとめたアンソロジー。２０１１年春、最初の講義にみる知の挑戦。