- 〈悪女〉と〈良女〉の身体表象
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- 価格
- 5,060円(本体4,600円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784787233363
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[BOOKデータベースより]
女性にまつわる言説はなぜ良・悪という二項対立の構造でしか語られてこなかったのか。「悪女」や「良女」という概念を、文学作品や美術作品、女性芸術家、モダンガール、戦後の街娼表象などから検証し、女性身体とその表象をめぐる力学と社会構造を解き明かす。
第1章 奴隷制擁護の小説とマミーの身体―「反アンクル・トム小説」から『風と共に去りぬ』へ
[日販商品データベースより]第2章 踊る女の両義性―ロイ・フラー『サロメ』を中心に
第3章 マリアンネ・ブラントのフォトモンタージュ―バウハウスにおける“もう一つの身体”
第4章 消費、主婦、モガ―近代的消費文化の誕生と「良い消費者/悪い消費者」の境界について
第5章 占領期日本の娼婦表象―「ベビサン」と「パンパン」:男性主体を構築する媒体
第6章 狼少女の系譜―現代美術における赤ずきんの身体表象
「悪女」や「良女」という概念を、『風と共に去りぬ』や『サロメ』などの文学作品や演劇、バウハウスの女性芸術家、モダンガール、戦後日本の街娼表象、現代美術のなかの赤ずきん表象などから検証し、女性身体とその表象をめぐる力学と社会構造を解き明かす。