[BOOKデータベースより]
在外でのメンタルヘルスの理論はもちろん、ニューヨーク、ワシントンDC、サンフランシスコ、バンクーバー、バンコク、シンガポール、ジャカルタ、コロンボ、北京、マニラ、パリ、ロンドン、ストックホルム、セネガル、アルジェリア、エチオピアの世界16都市・地域の現地情報も収録。在外邦人113万人時代のこころの危機管理・必携書。
第1章 在外生活とこころの危機(増え続ける在外邦人、求められる精神保健対策;海外生活ストレスとは環境変化の総和 ほか)
第2章 事例と見立て・対応(在外精神不調事例にみられる環境因と素因との関係;見立て―「診断」よりも「状態像」の把握を ほか)
第3章 各都市の取り組み(現地邦人コミュニティによる支援4つの「連携」;米国・ニューヨーク ほか)
第4章 在外生活でのセルフケア(在外邦人のセルフケア;こころのヴァイタルサイン ほか)
第5章 適応の向こう側(環境適応の神経科学的基盤;知ってしまった哀しみ ほか)
精神科医療過疎地である海外でこころを病んだ時、どうしたらいいか。その際の医療をどのように整えていくか、ケア側の方法論をまとめた。在外邦人113万人時代の、こころの危機管理・必携書。
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いまや113万人に及ぶという在外邦人のため、世界16都市の「現地事情」を紹介。慣れない環境でのうつだけでなく、言葉の壁がある中でのDV被害や、比較する子供がいないことによる発達障害の発覚の遅れなど、様々なケースが報告されている。著者は医学博士で外務省メンタルヘルス対策上席専門官。もっとも問題なのは、現地でのサポート態勢を知らず、事態を悪化させてしまう「情報遮断」だと言う。「スーツケースの片隅に」必携の1冊。