- 藤沢周平と山本周五郎
-
- 価格
- 755円(本体686円+税)
- 発行年月
- 2012年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334785963
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[BOOKデータベースより]
言葉もそこに登場する人間もものすごく強い山本周五郎。それに唯一負けていない時代小説作家が藤沢周平だとする。この二大作家の魅力を追いながら、同時代を生きた司馬遼太郎、池波正太郎、松本清張、吉村昭、隆慶一郎等の時代小説の巨匠たちを徹底解剖する時代小説大論議。また、時代小説のニューウェーブとして巨匠たち亡きあとの注目作家を紹介。
序章 時代小説ブームの解読
第1章 完結する物語などひっくり返してしまえ
第2章 隆慶一郎は司馬遼太郎を見限って登場した
第3章 「人々」を描く山本周五郎、「自然」を描く藤沢周平
第4章 「時評」というスタイルについて
第5章 時代小説の始まり=『大菩薩峠』に漂う妖気
第6章 『山の民』は物語的面白さを拒む
第7章 国家の吉川英治が、会社の司馬遼太郎になった
第8章 ふたたび、山本周五郎と藤沢周平へ
終章 時代小説の外へ、日本の外へ
付録 時代小説二十五選