日本政党史論 第５巻 新装版

東京大学出版会
升味準之輔　

• 価格: 7,480円（本体6,800円＋税）
• 発行年月: 2011年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784130342759

内容情報

[BOOKデータベースより]

明治以来の中央化造山運動とともに生じた二大政党それぞれの構造と動態のなかに、中央化の痕跡―摺曲断層があきらかにみられる。政友会の分裂と護憲三派連立内閣の成立。帝国議会は二大政党の時代を迎えた。政友会・民政党と最後の元老・西園寺公望が原敬没後の議会政治を担う。

第１３章　西園寺と政党政治（予備的考察；第二次護憲運動；加藤・若槻内閣；田中内閣；浜口・若槻内閣）
第１４章　政友会と民政党（党組織―構造と動態；地方政界；各望家社会と産業化）
第１５章　日本共産党とコミンターン（創立―君主制の廃止；再建―党勢拡張；壊滅―地下運動と転向）

[日販商品データベースより]

廃藩置県から第二次世界大戦の終結まで、近代日本政党史をパノラマ的展望で描く一大歴史叙述、堂々の復刊。第５巻は、政党政治確立期の中間的総括をおこないつつ、昭和初期の社会変動と日本共産党の成立などを扱う。