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[BOOKデータベースより]
精神分析は治そうとするのでもなければ、癒そうとするのでもない。こんがらがった不幸が、ありきたりの不幸に戻るように…、その不幸にもちこたえる力が高まるように…。人の苦悩の根源的な体験“対象の不在”喪失の痛みをもたらす“不在の対象”を見つめる。
第1部 こころの機能のメタサイコロジィ(現象としてのこころ;こころの現象に関する理論;「精神現象の二原則」論文の紹介と解説 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 不在の対象(一次過程体験の原型としての対象の不在;心的苦痛の現実化としての対象の不在;ない乳房の発見―不在の対象の認知 ほか)
第3部 対象の不在/対象喪失(対象の喪失への対処―失われた対象;対象喪失の対処過程―喪の哀悼の過程;乳幼児における喪失とその対処―抑うつ態勢 ほか)
人生における苦痛・不幸の発端は、安心をもたらす対象がいないこと。苦痛を回避するだけでなく、苦痛にもちこたえることで新しい何かが生まれることを人はどう学ぶのか。喪失体験によりそう精神分析のあり方を綴る。