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[BOOKデータベースより]
「ただちに健康に影響はない」のウソ。「なぜ、放射能でがんになる?」「汚染食品を食べるとどうなる?」病気の予防法を長年研究してきた医師が、日本の子どもの健康を守るために、チェルノブイリ被害の恐るべきデータを徹底検証する。
第1章 放射能を知る(原発事故と原爆の違いは?;なぜ放射能でがんになる?;安全基準は大丈夫?)
第2章 原発事故の病理(原子炉にどうして水をかける?;事故の原因は地震だけ?;絶対安全な原発は作れる?)
第3章 チェルノブイリの真実(チェルノブイリでどんな調査が?;子供にどんな影響が?;白血病の心配は?;大人への影響は?;遺伝する心配は?;原発から遠く離れていれば大丈夫?;心配しすぎでは?;どんな食品が汚染されやすい?;汚染食品を食べるとどうなる?;樹木や草花への影響は?;自然環境はどうなる?;誰のいうことを信じればいい?)
第4章 もっと危ないエックス線検査(エックス線検査ってどんなもの?;エックス線検査の被曝量は?;エックス線検査ののリスクはどれくらいある?:多少のリスクは仕方ない?;胸部エックス線検査と比べて少なければ大丈夫?;では、どうすればいい?)
第5章 放射能のない社会を作ろう(原発は地球温暖化対策になるのでは?;原発を止めると電力は不足する?;原発はいらない?)
なぜ放射能でがんになるのか。汚染食品を食べるとどうなるのか…。病気の予防法を長年研究してきた医師が、日本の子どもの健康を守るために、チェルノブイリの被害の恐るべきデータを徹底検証する。
『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『がんは8割防げる』(祥伝社)などで人気の岡田正彦氏。満を持して「放射能」という難題に挑む。チェルノブイリ後25年の研究報告を集め、科学的根拠「エビデンス」を示しています。曰く、「原発事故のあと、半年以上経って生まれた子供は、甲状腺がんにならない」「農畜産物や海産物の放射能汚染は、最初の半年が危ない」「食事でヨードを十分に摂っている子供は、甲状腺がんになりにくい」などなど。また「わからないものは、わからない」とはっきり述べている点も、氏の特長です。