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- 光源氏になってはいけない
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プレジデント社
助川幸逸郎
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784833419840
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[BOOKデータベースより]
『源氏物語』は、「脇目もふらずがんばることが、成功の近道とはいえない状況」「プラスにプラスをかさねることが、最後の勝利にむすびつかない社会」を生きぬく知恵に溢れています。紫式部が苦しみと引きかえに手にした叡智を、現代社会のなかで苦闘する人びとに広くとどけたい―。そんな願いから、本書は書かれました。
もてないやつほどよく語る(雨夜の品定め)
[日販商品データベースより]女性を幸福にできない「回避依存症」の男(なぜ夕顔は死んだのか)
「わざと軽く見られる」という知恵(恋愛マニアを手玉にとる源典侍)
イケてた人ほど「イタイ人」になる?(中年になった光源氏の悲哀)
覚悟のない人間がリーダーになったら(桐壷帝の悲劇)
優等生が策略家に変わるとき(じつは腹黒い藤壷)
消化試合こそ人生の岐路と思え(明石入道の深謀遠慮)
光源氏と「ジャイアンツの論理」(朱雀帝の逆転ホームラン)
官僚体質がもたらす家族崩壊のワナ(父に似ぬ堅物、夕霧の誤算)
社長にするなら長女、妻にするなら次女(大君はなぜ女子力をうしなったか)〔ほか〕
女たらし、回避依存症、官僚体質…。源氏物語は、「なってはいけない」大人の事例集。平安時代の話なのに、平成の日常にも役立つ。紫式部が苦しみと引きかえに手にした叡智、古典文学の底力を今に伝える本。