[BOOKデータベースより]
「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせるね。」―などと話しながら、なかよく雲見をしていた三匹の蛙たちが、その後、人間界で流行るというゴム靴をめぐって、どんなことになったか…。
[日販商品データベースより]「どうも実に立派だね。だんだんぺネタ形になるね。」
「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせるね。」
なかよく雲見をしていた三匹の蛙たち。その後、人間界で流行るというゴム靴をめぐって、どんなことになったか…。真剣な足のひっぱりあいが、どこかおかしみを醸しだす蛙のお話です。
宮沢賢治が描く表現豊かな蛙のお話を松成真理子がいきいきと、味わい深く鮮やかに水彩画で描いています。
カバーの折り返しに、物語には出てこない「ゴム靴の広告」が描かれているのも必見です。
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表紙の絵からは想像できないラストでした。
宮沢賢治の短編は今まであまり子ども向きと思われていなかったものまで、最近たくさんの絵本になっていますね。
私自身、この絵本になるまで、こんな話は知りませんでした。
蛙たちがあこがれて見上げている(?)空の雲がとても素敵に描かれていました。すごいです松成さん!!
でも、一番ウケたのは、閉じの部分に描かれた「長靴の広告チラシ」よーく探してみたけど、本文のページでは一度も使われていないのにもかかわらず、あえてこの、表紙カバーの閉じの部分描かれているところがよかったです!!そして、インパクトありました。
蛙同士の足の引っ張り合いだの、ほかの小動物とのやり取りだの、長靴ごときでいろいろなことが起きますが、最後はめでたしめでたしでホッとしました。
物語の全体も韓流ドラマみたいなストーリー展開で面白かったですよ。
絵は楽しいのですが、あまり低年齢のお子さんにはわかりにくいところもあると思うので、(「やまなし」も小6で習う地域もあるし)お薦め小学校高学年以上です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】