- 菊の御紋章と火炎ビン
-
「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇
文春文庫 さ22ー17
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167560188
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[BOOKデータベースより]
今上天皇が、皇太子時代の「昭和50年」に沖縄と三重で遭遇した二つのテロ事件。危機一髪ならぬ「危機一発」の双方の現場で、警備責任者だったミスター「危機管理」は、いかに行動したのか。当時の過激派が総括しないまま、一部が「体制化」した今、「沈黙の掟」を破って書き遺す昭和の「大逆事件」との闘い。
第1章 沖縄無血返還の大功労者・佐藤栄作死す―思わぬ「右」からのフックで三木武夫はノックアウト
第2章 「内戦」としての三菱重工等連続企業爆破事件―「狼」「大地の牙」「さそり」一斉検挙
第3章 聖域としての「ひめゆりの塔」―「沖縄返還阻止闘争」は民族独立運動だった
第4章 「ひめゆりの塔」火炎ビン事件の“真相”―見事な「ノーブレス・オブリージ」
第5章 交響楽『昭和50年』の間奏曲・クアラルンプール事件―米大使館占拠のテロリストに屈した「超法規釈放」
第6章 「懲戒栄転」で三重県警本部長へ―「危機管理の鬼」となり猛訓練の日々
第7章 史上初の「伊勢神宮」風日祈宮炎上―再び皇太子ご夫妻を狙った火炎ビン
第8章 懐かしの三重県警“昭和グラフィティ”―ノウ・モア・タヌキから意外な感謝状まで
第9章 さらば警察庁、こんにちは防衛庁―狂瀾怒涛の時代が終り、「治世の能吏」の時代始まる
第10章 “万年課長”の憂鬱―武功をたてすぎた武将の「敗者の条件」とは
第11章 私の考える「天皇制」―昭和の「大逆事件」との闘い
最終章 老兵は死なず、ただ書き遺すのみ―「虎ハ死シテ皮ヲ残ス」―老護民官のモノローグ(独白)