- 乙女の港
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- 価格
- 838円(本体762円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784408550534
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しるりあ




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文豪の織りなす甘美な世界にようこそ
中原淳一氏の時を経ても美しく魅惑的な挿絵とともに文豪川端康成の織りなす甘美な文体に酔いしれること間違いなし!
主人公である新入生をめぐる2人のお姉さま方との関係(文豪だけにあくまで美しい)にドキドキ、ページをめくる手がとまらない。
伝説の少女小説の初文庫化に拍手したい。時代を超えて現代の女子にも手軽に楽しめる1冊。





























[BOOKデータベースより]
舞台は昭和初期、横浜のミッションスクール。新入生の三千子に、ふたりの上級生から手紙が届く。品よく儚げな洋子と、負けず嫌いで勝気な克子。ふたりの間で揺れ動く三千子だが―昭和12年、伝説の雑誌「少女の友」に連載された本作は一大ブームを巻き起こした。少女時代特有の愛と夢、憧れとときめきに満ち満ちた、永遠の名作。雑誌初出時の中原淳一の挿絵を全点収録。