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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
近年稀にみる分厚い本だが一気に読める面白さ。激動の戦後の昭和を駆け抜けた男たちのドキュメンタリー。木村政彦と力道山の戦いの真実をこれほど綿密な取材をもとに描いた本は他に類を見ない。木村政彦その師匠牛島辰熊、木村のライバル、木村夫人・・昭和の時代に生きた日本人の姿。渾身の一作。今年の一押しの一冊です。(木枯らしjimmy/男性/40代)
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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
グレイシー柔術のルーツに木村がいたとは!眼からウロコの一冊(カンベエ/男性/50代)
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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
日本プロレス史において、「未だ真相は闇の中、藪の中」という試合、事件は数々ありますが、その中でも昭和29年12月22日の「昭和の巌流島決戦」と称された力道山VS木村政彦の“世紀の一戦”の真実が明らかになったのかとの期待をもって2段組701頁の本書と格闘すること、1週間...。 真実はわかりません。まあ、当事者の二人がもうこの世にいない訳で、当たり前の結論なのですが、しかし、著者の関係者への熱すぎるアプローチから導き出される、木村そして師匠の牛島辰熊の「尋常ではない強さ」、柔術から柔道への裏面史、グレイシー柔術との邂逅等々、格闘技好きには興味尽きないエピソード、歴史が詰まっており、ひたすらに「強さ」のみを追い求めた男たちの一級のドキュメントになっています。 見事、第43回大宅壮一賞に輝いたのもうなずけます。(ソウカシミン/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
昭和29年12月、活動の場をプロレスに移した木村政彦と、人気絶頂の力道山との一戦。「昭和の巌流島」と呼ばれ、視聴率100%。全国民注視の中、最強柔道家は、力道山に一方的に潰され、表舞台から姿を消した。「負けたら腹を切る」という、武道家としての矜持を持っていた木村はなぜ、簡単に敗れたのか?戦後日本スポーツ史上、最大の謎とともに木村の数奇な人生に迫る。『ゴング格闘技』大反響連載、待望の書籍化。
巌流島の朝
[日販商品データベースより]熊本の怪童
鬼の牛島辰熊
武徳会と阿部謙四郎
木村政彦と高専柔道
拓大予科の高専大会優勝
全日本選士権3連覇
師弟悲願の天覧試合制覇
悪童木村と思想家牛島
東條英機を暗殺せよ
終戦、そして戦後闇屋の頃
武徳会と高専柔道の消滅
アマ最後の伝説の2試合
プロ柔道の旗揚げ
木村、プロ柔道でも王者に
プロ柔道崩壊の本当の理由
ハワイへの逃亡
ブラジルと柔道、そしてブラジリアン柔術
鬼の木村、ブラジルに立つ
エリオ・グレイシーの挑戦
マラカナンスタジアムの戦い
もう一人の怪物、力道山
日本のプロレスの夜明け
大山倍達の虚実
プロレス団体旗揚げをめぐる攻防
木村は本当に負け役だったのか
「真剣勝負なら負けない」
木村政彦、拓大へ帰る
復讐の夏
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
昭和29年、「昭和の巌流島」と言われた、15年不敗、13年連続柔道日本一の木村政彦と力道山の一戦。最強の男が一方的に敗れた、日本スポーツ史上最大の謎に迫る。「ゴング格闘技」連載、待望の書籍化。〈受賞情報〉大宅壮一ノンフィクション賞(第43回)