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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- Katsuei
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何故領土問題は長期化するかを知りたい方への入門書
日本の一方的な言い分だけで結論を導き出そうとしている所謂受けのよい組み立てとせず、領土紛争が生じている関係国の言い分をどう解釈するかと言う視点を持っての解説は、紛争解決の糸口はなんであるかと言う事を模索する上で有用ではないかと思った。
何故領土問題の交渉は長期化するのかを理解する上では、良書だと言える。
[BOOKデータベースより]
1 竹島問題(古くからの実効支配があれば議論の余地がない;国際法が幅を利かす時代になって;サンフランシスコ条約による決着;竹島問題をどう解決するのか)
[日販商品データベースより]2 東シナ海ガス田問題(何が問題になっているのか;日中の主張とその問題点;共同開発の事例に学んで合意の遂行を)
3 尖閣諸島問題(尖閣は疑いもなく日本の領土;主権と協力とのバランスを;安全保障を共有する関係に)
4 北方領土問題(何も動かなかった冷戦時代;冷戦終了後の領土問題の経緯;いま共通の言葉はあるのか)
4つの領土紛争のそれぞれの歴史的経緯と、国際法上の論争を平易な文章で解説。その上で、国際法による建前だけでは解決しない、様々な政治的背景や相手国の主張・国益をも視野に入れて、現実的な方途を探る。