[BOOKデータベースより]
諜報によって第二の真珠湾攻撃を防ぐべく創設されたアメリカ中央情報局=CIA。だが、その60年に及ぶ歴史は、失敗と欺瞞の連続だった。トルーマンからクリントン、ブッシュJr.の時代まで、超大国の諜報機関がいかに転落の道を歩んだか、5万点を越す機密解除文書、300人以上の証言など、すべて実名の情報で明らかにする驚愕の書。全米図書賞受賞。
第1部 トルーマン時代―1945‐1953(「諜報はグローバルでなくては」誕生前;「力の論理」創設期;「火をもって火を制す」マーシャル・プラン;「最高の機密」秘密工作の始まり;「盲目のお金持ち」鉄のカーテン;「あれは自殺作戦だ」朝鮮戦争;「広大な幻想の荒野」尋問実験「ウルトラ」)
第2部 アイゼンハワー時代―1953‐1961(「わが方に計画なし」スターリン死す;「CIAの唯一、最大の勝利」イラン・モサデク政権転覆;「爆撃につぐ爆撃」グアテマラ・クーデター工作;「そして嵐に見舞われる」ベルリン・トンネル作戦;「別のやり方でやった」自民党への秘密献金;「盲目を求める」ハンガリー動乱;「不器用な作戦」イラク・バース党;「非常に不思議な戦争」スカルノ政権打倒;「下にも上にもうそをついた」カストロ暗殺計画)
第3部 ケネディ、ジョンソン時代―1961‐1968(「どうしていいか、だれにも分からなかった」ピッグズ湾侵攻作戦;「われわれは自らも騙した」キューバ・ミサイル危機1;「喜んでミサイルを交換しよう」キューバ・ミサイル危機2;「親分、仕事はうまくやったでしょう」ゴ・ディン・ディエム暗殺;「陰謀だと思った」ケネディ暗殺;「不吉な漂流」トンキン湾事件)
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