[BOOKデータベースより]
がたぴしくんはバスのしごとがだいすきです。がたぴし、ぶるる、ぶんたた、ぶるる、がたぴし、ぶるる、ぶんたた、ぶるる。きょうもまちのひとをのせて、げんきにはしります。4〜5歳から。
[日販商品データベースより]がたぴしくんは、町で一番古いバス。長い間一生懸命走り続けていたがたぴしくんだったが、とうとう動けなくなってしまった。夜になると、走る夢を何度も見た。ある晩、小さなこぎつねの泣き声がして…。
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がたぴしくんは、町で一番古いバスです。がたぴし ぶるる ぶんたた ぶるるがたぴし ぶるる ぶんたた ぶるる走るとエンジンの音が「がたぴし」というので町の人にそう呼ばれています。年をとって古くなっても、毎日一生懸命働きます。お客さんの喜ぶ顔を見るのが嬉しいからです。ある時、そんな働き者のがたぴしくんのエンジンはとうとう動かなくなりました。町の人気者は、みんなから「おつかれさま」と感謝されて子どもたちが遊ぶ中央広場に置かれることになりました。もう、走ることは引退しているがたぴしくん。でも、やっぱりまた走りたいといつも思っていました。そんな夜、遠足にきていたみんなとはぐれて途方にくれている小さなこぎつねに出会います。助けてあげたいのに助けられないがたぴしくんが、とても悲しい気持ちになったその時です!お月さまの輝く光が、なんとがたぴしくんのエンジンをかけてくれたのです。ベテランのがたぴしくんが知らない道などありません。がたぴしくんは、こぎつねを乗せてみんなを探しに出かけるのですが・・・。満月の夜にだけ月の力をかりて走ることが許されたがたぴしくんの、ひたむきに走る姿。星空の下、町の明かりも消えてしんと静まる真夜中に、勇敢にもこぎつねのために走るがたぴしくんは、現役時代よりも輝いています。たしろちさとさんの描く魅力的な町の人々や愛らしいこぎつねたち、そしてなによりも古い素敵な赤いバス「がたぴしくん」の人を思う気持ち。生き生きとした登場人物が魅せる、満月に起きる不思議な世界にすっかりと引き込まれてしまいます。絵本の最後に、がたぴしくんがこぎつねたちとした約束、ちゃんと守られているみたいですよ。何を約束したかは、絵本を読んでのお楽しみです。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
美しい絵本です。
古くなったバス”がたびし”君が、故障をきっかけに、現役引退しました。その後、子どもたちの遊び場として、人気に。
ある満月の夜、迷子のきつねの子がやってきて…
月の光で走ることができた”がたびし”くんは、きつねの子を助けてあげます。
優しさすること、物を大切にすることなど、あたりまえのことがいいな…と教訓くさくなく、感じることができることがいいなと思います。(オリーブの実さん 50代・香川県 )
【情報提供・絵本ナビ】